著者: 野原琉海(株式会社ラズリ代表)
このブログでいろいろ偉そうなことを書いているけど、僕はどんな会社でも助けられるわけではない。
力になれる会社と、力になれない会社がある。今日はそれを正直に書く。
役に立てる会社
基本的に、非IT企業なら大体力になれると思っている。
社内にITに詳しい人がいない会社
これが一番多いパターンだと思う。
「パソコンに詳しい社員が社内のIT担当を兼務している」みたいな会社。その人は本業が別にあるのに、Wi-Fiが繋がらないとか、Excelの使い方とか、ツールの選定まで全部やらされている。
こういう会社には、外からITの相談相手が入るだけで状況が変わる。その社員を本業に戻してあげられる。
事務作業に時間を取られている会社
請求書の処理、レポートの作成、データの入力、問い合わせの転送。こういう定型の事務作業に社員の時間が取られている会社。
こういう作業は仕組みで効率化できる。全部なくすことは無理でも、半分の時間で終わるようにすることはできる。
ツールを入れたいけど何を選べばいいか分からない会社
「クラウド会計を入れたいけど、freeeとマネーフォワードどっちがいいの?」「タスク管理ツールを入れたいけど、種類が多すぎて選べない」
こういう相談はよくある。ツールの選定は、その会社の業務フローを聞いた上で「これが合ってます」と言える人がいるだけで解決する。
業務のやり方を整理したい会社
「誰が何をやっているか、社長の自分も全体像が見えていない」「担当者が辞めたら業務が止まる」
こういう会社には、業務の棚卸しから入る。今の業務を書き出して、整理して、仕組み化する。ツールを入れる前に、まずここが必要な会社は多い。
開発会社に外注したいけど、何を頼めばいいか分からない会社
「システムを作りたいけど、何をどう頼めばいいか分からない」「見積もりが適正か判断できない」
こういう会社には、開発会社との間に入って一緒に要件を整理したり、見積もりのセカンドオピニオンを出したりできる。
役に立てない会社
正直に書く。
エンジニアをたくさん抱えている会社
社内にエンジニアチームがいて、CTOもいて、技術的な判断が自分たちでできる会社。こういう会社に僕が入っても、あまり意味がない。
僕の価値は「ITに詳しい人がいない環境で、その役割を担う」ことだ。既に詳しい人がいるなら、僕は要らない。
事務作業がほぼない会社
効率化する対象がなければ、効率化のしようがない。
例えば、フリーランスのクリエイターが1人でやっている会社で、事務作業は確定申告くらい。こういう場合は、税理士に頼む方がいい。僕の出番ではない。
「とりあえずDXしたい」だけの会社
前にも書いたけど、「DXしたい」が目的になっている会社は難しい。
「何を改善したいか」が明確でないと、僕も提案のしようがない。「何に困っているか」が言えるようになってから相談してもらえると、話が早い。
まとめ
| 役に立てる | 役に立てない |
|---|---|
| 社内にITに詳しい人がいない | エンジニアチームが既にいる |
| 事務作業に時間を取られている | 事務作業がほぼない |
| ツール選びに迷っている | 技術的な判断が自分たちでできる |
| 業務の整理がしたい | 「とりあえずDX」が目的 |
| 開発の外注で困っている |
「全部任せてください」とは言わない。僕が力になれる範囲と、なれない範囲がある。それを正直に伝えた上で、合う会社と仕事をしたい。
「うちの会社、当てはまるかも」と思ったら、こちらからお問い合わせください。合わなそうなら正直にそう言います。