医療・介護業界の事業者とAI活用の話をすると、「患者さん(利用者さん)の情報を扱うので、AIは使えない」という反応が多い。 この懸念は理解できる。個人情報保護の観点から、どこまでAIを使っていいか判断しづらいのは事実だ。ただ、業務効率化に特化したエンジニアとして関わってきた経験から言うと、医療・介護のバックオフィスには「個人情報を扱わずにAIで効率化できる業務」が多い。 文書の下書き、スタッフへの連絡文作成、採用求人票の整備、研修資料の作成——これらは個人情報と無関係でありながら、担当者が毎回時間をかけて ...