nohara

株式会社ラズリ代表。非IT企業の業務効率化を支援。エンジニア歴約5年の経験を活かし、AIとテクノロジーで中小企業のバックオフィスを改善する事業を運営。

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

大手AI顧問と中小規模AI顧問の違い|安心と機動性の選択

先週、支援先の経営者からこんな話が出た。「実は大手のITコンサルにも声をかけているんですが、正直どう違うんでしょうか。大手の方が安心な気がして」という問いかけだった。 その言葉を聞いて、「安心」という言葉の中身が何かを一緒に確認することにした。結論から言うと、「安心」の中身によって、大手と中小規模のAI顧問のどちらが適切かは全く変わる。そして中小企業の多くが求めている「安心」とは、実は大手が提供しているものとずれていることが少なくない。 この記事では、大手IT・コンサル系のAI顧問サービスと、中小規模のA ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/29

AI顧問を契約する時のセキュリティと情報管理の確認事項

先週、支援先の経営者と初回打ち合わせをしていたら、開口一番こう聞かれた。「社内の業務フローや売上データを外部の人に話して、情報漏洩しないんですか」というものだった。 最近、AI顧問の契約を検討していると言う経営者から、決まってこういう質問が来る。 正直、この質問は当然だと思う。AI顧問に支援を依頼するということは、社内の業務の実態を外部の人間に話す、ということだからだ。何も確認せずに進めると、後から「あの情報はどう管理されているんだろう」と不安になる。 支援に入る前の契約段階で、セキュリティと情報管理の確 ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問を活用するために社内に必要な人材は誰か

先週、支援先の経営者と話す機会があって「AI顧問を入れたはいいが、誰を窓口担当にすればいいか分からなくて困っている」という相談が出た。AI顧問との定例ミーティングに誰が出ればいいか、社内フィードバックをまとめるのは誰か、設定変更の連絡先は誰か——全部曖昧なままで、結果的に経営者本人に話が集中して詰まっていた。 正直、これはよくある話だ。しかも担当者が曖昧なまま何ヶ月も続いてしまう会社が、マジで多い。担当者を曖昧にしたまま契約を始めると、AI顧問が動こうとしても社内で話が通らない、現場からは顧問に何を頼めば ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問が支援する経営会議|数字分析の自動化

「会議の半分が数字の確認で終わる」という話を中小企業の経営者からよく聞く。 売上の実績はどこかのExcelに、在庫数は別のシステムに、問い合わせ件数はメールの受信ボックスの中に——担当者が各所を回ってデータを手作業で集め、会議資料を前日の夜に作る。そういう会社は珍しくない。 会議自体は1時間でも、その前の準備に3〜4時間かかっているなら、会議の価値は半分以下になる。意思決定のための場所が、報告のための場所に成り下がっている。 AI顧問が経営会議に関わる場合、まずここに手をつける。数字の収集・集計・整形を自 ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問が設計するRPA連携|定型業務の完全自動化

「RPAを入れたけど、結局誰も使っていない」という話をよく聞く。 導入した当初は意気込んでいたものの、対象業務の設定に時間がかかり、ルールを少し間違えるたびにエラーが出て、担当者が手動でやり直す。気づいたら元の手作業に戻っていた——そういう会社は少なくない。 実際に中小企業のAI活用を支援する中で、RPAを自力で導入しようとして挫折したケースを何度も見てきた。そして共通しているのは、ツールの問題ではなく「何をどう自動化するか」という設計の問題だということだ。 AI顧問の仕事の一つは、この設計を担うことにあ ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問が作る業務マニュアル|属人化を解消する手順書

「ChatGPTを使えばマニュアルが作れると聞いて試してみたが、汎用的な内容しか出てこなかった」という話をよく聞く。 ツールを契約して、プロンプトを調べて、試しに投げてみる。出てきたのは「一般的な経費精算の手順」であって、自社で使っているシステム名も、承認者の役職も、例外対応のルールも、何も入っていない。使えない。 そのまま放置して1ヶ月が経つ。 原因はシンプルだ。業務マニュアルはAIに「作って」と頼むものではない。自社の業務情報を体系的に整理し、それをAIが処理しやすい形に変換し、出力されたドラフトを業 ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問の採用業務支援|求人作成・書類選考のAI化

採用担当が総務と兼務で、求人票を書いたことがない。採用が発生するたびに何を書けばいいか分からず、3日かけてやっと書いた求人票に応募が来ない——そんな状況に陥っている中小企業は少なくない。 AI顧問サービスに採用業務の支援を依頼できるのかという疑問はよく出てくる。この記事では、AI顧問が採用業務の何を担えるかを工程別に整理する。「採用を全部任せられる」は過大期待で、「採用には使えない」は過小評価だ。どの工程でどこまで使えるかを正確に知ることが、費用対効果を判断する出発点になる。 採用担当がいない会社で詰まり ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/12

AI顧問サービスの途中解約は可能か|契約期間の実態

AI顧問サービスを検討している経営者から、契約に関する相談で多いのが「効果が出なかったらすぐ辞められるのか」という疑問だ。 サービス導入に踏み切れない理由として、長期縛りへの不安を挙げる人は多い。「半年後に合わないと分かっても、契約が残っていたら費用だけ払い続けることになるのでは」という懸念は、決して杞憂ではない。 この記事では、AI顧問サービスの途中解約が法的にどう扱われるか、実務上どんなリスクがあるか、契約前に何を確認すべきかを整理する。 AI顧問サービスの一般的な契約形態 まず、市場にあるAI顧問サ ...

事務・バックオフィス効率化

2026/5/12

勤怠と給与計算を連携して自動化する方法|中小企業が手入力をなくす仕組み

毎月の給与計算、こんな手順になっていませんか 月末になると、こういう作業が始まる会社は多い。 タイムカードや打刻アプリから出勤データを取り出す Excelに転記して、残業時間・遅刻・有給取得を手計算する 計算結果を給与ソフトに手入力する 間違いがないか確認して、修正があればやり直す 従業員が10人いれば、この作業だけで毎月3〜5時間かかることはめずらしくない。担当者が1人しかいない会社では、月末の数日間はその人の業務がほぼ給与計算で埋まってしまう。 問題は時間だけではない。手作業が介在すると、入力ミスが起 ...

AI顧問・AI導入支援

2026/5/11

EC・通販向けAI顧問の活用法|CSと商品管理のAI化

EC・通販事業者のAI活用というと、「レコメンドエンジン」「広告の自動最適化」「ChatGPTで商品説明文を書く」という話になることが多い。前の2つは自社で動かすには技術的なハードルが高い。3つ目は個人でChatGPTを使い始める人が増えているが、「社内で誰も使い続けない」「商品数が多すぎて運用が続かない」という状況になっているEC事業者の話をよく聞く。 僕は業務効率化に特化したエンジニアとしてEC事業者の業務改善に関わってきたが、ツールを入れる前に「どの業務フローをどう変えるか」の設計が整っていないと、 ...