中小企業のIT相談、どこに頼むかで結果が全然違う
「ITのことを誰かに相談したいけど、誰に頼めばいいのか分からない」 こういう状況に陥っている経営者は多い。IT担当者が社内にいない。身近にエンジニアもいない。かといって、どこかの会社に問い合わせたら営業トークが始まりそうで連絡しづらい。 結果、何年もそのままになっている。 実はこの問題、「どこに頼むか」よりも前に「何を相談するか」が整理できていないことが原因であることが多い。そして、相談先によって出てくる解がまったく変わる。同じ課題を持ち込んでも、ITベンダーに聞けば「うちのシステムを入れましょう」になる ...
勤怠管理を効率化したら何が変わるか|Before/Afterで見せる
「勤怠管理をもっと楽にしたい」と思いつつ、今のやり方を変えるコストや手間を考えると動けないまま——という会社は珍しくない。 月末になるたびにタイムカードを集めて電卓を叩く、Excelのシートをコピーして給与計算ソフトに手入力する、修正依頼が来るたびに確認作業が割り込む。これを毎月繰り返しながら「これが普通だ」と思っている担当者も多い。 この記事では、従業員15人規模の会社を想定して、勤怠管理を効率化した前後で何が変わるかを具体的に示す。 前提:どんな会社を想定しているか 会社のプロフィール 従業員数:15 ...
営業事務を効率化したら何が変わるか|Before/Afterで見せる
「営業の事務作業が多すぎて、本来の営業活動に時間が割けない」という声は、従業員20名以下の会社からよく聞く。 見積書を毎回Wordで一から作り、受注が入ったら手動で処理し、案件の進捗はExcelで管理して、月末には報告書を手作業でまとめる——このサイクルを1人の担当者が回していると、月の作業量は思った以上になる。 この記事では、従業員15人規模の会社を想定して、営業事務を効率化した場合の前後を具体的に示す。 前提:どんな会社を想定しているか 会社のプロフィール 従業員数:15名(正社員10名、パート5名) ...
問い合わせ対応を効率化したら何が変わるか|Before/Afterで見せる
「返信が遅い」と自覚しながら、どこから手をつければいいか分からないまま動けていない経営者は多い。 電話が鳴るたびに誰かが手を止める。メールは受信トレイに積み重なる。Webフォームの通知を見落として、数日後に気づく——問い合わせ対応の非効率は、そのままビジネスの損失につながっている。 この記事では、従業員15人規模の会社を想定して、問い合わせ対応を効率化した前後で何がどう変わるかを具体的に示す。 前提:どんな会社を想定しているか 会社のプロフィール 従業員数:15名(正社員10名、パート5名) 業種:Bto ...
採用業務を効率化したら何が変わるか|Before/Afterで見せる
「採用に時間がかかっている」とは思いつつ、どこをどう変えればいいかが見えないまま、毎回同じ手順で動いている会社は多い。 求人票を一から書き直し、メールで面接日程を何往復もして、Excelで応募者を管理して、気づいたら1件の採用に数十時間使っていた——これは珍しくないパターンだ。 この記事では、従業員15人規模の会社を想定して、採用業務を効率化した場合の前後を具体的に示す。 前提:どんな会社を想定しているか 会社のプロフィール 従業員数:15名(正社員10名、パート5名) 採用担当:総務担当者1名が採用業務 ...
経理を効率化したら会社はどう変わるか|Before/Afterで見せる
「経理を効率化したい」と思いつつ、何が変わるのかイメージできないまま動けていない経営者は多い。 コストはかかるのか。担当者の負担は本当に減るのか。自分の会社でやれるのか——こういう疑問が解消されないと、動き出せない。 この記事では、従業員15人規模の会社を想定して、経理効率化の前後で何がどう変わるかを具体的に示す。 前提:どんな会社を想定しているか 会社のプロフィール 従業員数:15名(正社員10名、パート5名) 経理担当:事務担当者1名が経理を兼務 現在の経理ツール:Excelと会計ソフト(弥生) 税理 ...
AIを業務で使う前に知っておくべきセキュリティの話
著者: 野原琉海(株式会社ラズリ代表) AIを業務に使う会社が増えている。ChatGPTにメールの下書きを作らせたり、議事録をまとめさせたり。便利だ。 でも、1つだけ知っておいてほしいことがある。 AIに入力した情報は、場合によってはAIの学習データに使われる。 つまり、社内の機密情報をAIに貼り付けると、その情報がAIの学習に取り込まれる可能性がある。 実際に起きた事故 2023年、韓国のSamsung(サムスン)で事件が起きた。 エンジニアがChatGPTにソースコードを貼り付けてレビューを頼んだ。別 ...
社内チャットボットを作ると、会社の「あの人に聞かないと分からない」が消える
著者: 野原琉海(株式会社ラズリ代表) どの会社にも「あの人に聞かないと分からない」がある。 「この取引先の請求ルール、佐藤さんしか知らない」「この業務のやり方、田中さんに聞かないと分からない」「前にこういうトラブルがあった時どう対処したか、覚えてるの鈴木さんだけ」 これ、その人が休んだら止まるし、辞めたら消える。 エース社員の頭の中に情報が閉じ込められている 仕事ができる人ほど、頭の中にたくさんの情報を持っている。過去の対応履歴、取引先ごとのルール、トラブル時の対処法、業務のコツ。 これらは本来、会社の ...
中小企業にもデータは溜まっている。AIに分析させて経営判断に使う方法
著者: 野原琉海(株式会社ラズリ代表) 「うちにはデータなんてない」と思っている経営者は多いかもしれない。 でも、ちょっと待ってほしい。売上の記録はあるはずだ。顧客のリストもある。請求書の履歴も、問い合わせの記録も、勤怠のデータもある。 実はもう、データは溜まっている。ただ、使っていないだけだ。 中小企業に溜まっているデータ 意識していなくても、日々の業務の中でデータは蓄積されている。 売上データ: いつ、何が、いくら売れたか 顧客情報: 誰が、いつ、何を買ったか。問い合わせの履歴 在庫データ: 何がどれ ...
怪しいITコンサルに騙されないために知っておくこと
著者: 野原琉海(株式会社ラズリ代表) 「業務を改善したい」「ITを活用したい」。そう思ってコンサルに相談する中小企業は多いと思う。 でも実際には、ITコンサルとのトラブルで数百万円〜数千万円を失う中小企業が後を絶たない。「いつまでたってもシステムが完成しない」「導入したけど現場で使われていない」「追加費用ばかり請求される」。こういう話は珍しくない。 今日は、よくある手口と騙されないための考え方を書く。 よくあるパターン1:「もうすぐ完成します」が永遠に続く システム開発を依頼した。最初の見積もりは300 ...