「候補日を3つ出す → 相手が選ぶ → 確認する → リマインダーを送る」という日程調整のやりとりは、1件あたり平均3〜5往復のメール・チャットが発生する。複数の商談・打ち合わせを並行して管理していると、スケジュール調整だけで1日30分〜1時間かかる担当者も多い。
AIと日程調整ツールを組み合わせることで、この作業をほぼゼロにできる。
1. 日程調整の効率化:2つのアプローチ
アプローチ1: 日程調整ツール(URLを共有するだけ)
自分の空き時間をツールに登録しておき、URLを共有するだけで相手が空き時間から日時を選べる仕組み。
代表ツール:
| ツール | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Calendly | 無料〜月20ドル | 国際標準・Googleカレンダー連携 |
| TimeRex(タイムレックス) | 無料〜月5,000円 | 日本語対応・LINE連携可 |
| Spir(スピア) | 無料〜 | Google/Outlookカレンダー連携 |
使い方:
- ツールにGoogleカレンダー/Outlookを連携する
- 「30分会議用URL」「1時間商談用URL」を作成する
- 商談・打ち合わせ依頼メールにURLを貼り付ける
- 相手がURLにアクセスして希望時間を選ぶ
- 自動で両者のカレンダーに予定が追加される
日程調整のやりとりが1往復に減る。
アプローチ2: ChatGPTで日程調整メールの文面を効率化
ツールを使わない場合でも、ChatGPTで「候補日の提示メール」「日程確定メール」「リマインダーメール」のテンプレートを作成しておくと時間が削減できる。
プロンプト例(候補日提示メール):
以下の状況で日程調整メールの下書きを作成してください。
【状況】
- 相手: ○○株式会社 ○○様(初回商談)
- 目的: オンラインでの初回打ち合わせ(30分程度)
- 候補日:
- ○月○日(○曜日)○時〜○時
- ○月○日(○曜日)○時〜○時
- ○月○日(○曜日)○時〜○時
条件:
- 初回なので丁寧なトーンで
- 候補日を明確に提示
- 200字以内
2. 社内会議のスケジュール効率化
定例会議の自動化
週次・月次の定例会議は毎回設定する必要がない。Googleカレンダー/Outlookの「繰り返し設定」で自動化できる。
AIと組み合わせる使い方:
- ChatGPTで「週次定例のアジェンダ」を事前に生成
- 会議前日に自動リマインダーを設定
- 会議後の議事録をChatGPTで整形
まとめ
スケジュール調整の効率化は「日程調整ツール(TimeRex・Calendly)」で解決できる部分が大きい。無料プランから始めて、URLを1つ作るだけで日程調整のメールやりとりが1往復に減る。
「外部からの問い合わせが多い業種(士業・コンサル・サービス業等)」では特に効果が出やすい。
月3,000円のChatGPT Plusと無料の日程調整ツールを組み合わせることで、商談・会議の設定に費やしていた時間を大幅に削減できる。